3,500年も前からあったの?!倉庫の歴史と保管商品について


倉庫誕生の歴史について

物を貯蔵するという考え方は、原始時代よりおこなわれていたと言われています。世界を見てみると、エジプトでは、3,500年前に建てられた倉庫の数々を見ることができます。日本でも農業がおこなわれていた弥生時代に、高床式倉庫が作られていました。4世紀になると稲などの税を収納しておくための倉庫として屯倉(みやけ)が作られるようになりました。倉庫へ商品を保管することで得られる「保管料」が発生するようになったのは、平安時代末期の頃「屋賃」がそれにあたると考えられています。

現代では、商品を長期間保管したり、物流の拠点として活用したり、在庫を管理する場として利用するなど、倉庫が物流の主な機能を果たすようになりました。今後は、顧客のニーズに合わせ、温度管理が必要な薬品を取り扱う倉庫や、システム障害やテロ、災害といった危機的状況においても、重要な業務が継続できることを目的とした倉庫の建設など、高機能な倉庫作りが求められています。

倉庫によって保管できる商品が違うって本当?

倉庫には、産業で利用されたり、一般消費者が使用できる普通倉庫と、摂氏10度以下で保管する必要があるものを保管管理する冷蔵倉庫、原木を水面に浮かべて管理する水面倉庫があります。さまざまな用途で利用されている普通倉庫は、法で定められた施設設備基準に応じて保管できる商品が決められています。

防湿、耐火、防火対策が施された1類倉庫では、電気機械、日用品、繊維、紙・パルプ他危険品や冷蔵品以外、ほとんどの品を保管できます。2類倉庫では、セメント、麦や塩が、3類倉庫では鉄材やガラス製品、陶磁器などを保管できます。

物流とは、生産者が作った商品が消費者に届くまでの一連の流れのことです。商品の輸送や配送だけでなく、商品の保管や梱包といった商品を届けるまでの全ての過程が含まれています。